忍の末裔

#忍者 秘密の修行 かくして、拙者は忍者に・・・・50代後半まで、都会の、とある中高一貫校で教師を隠れ蓑に生計を立てていました。が、祖先から受け継いだ忍びの血を何とも抑えがたく、還暦前に意を決し、ついに教師を辞して、忍に戻ったのでした。が、伊賀…

自転車君、ごめんなさい

5年前に仙台の単身赴任の教員生活に終止符を打ち、青梅に帰りました。その時に持ち帰ったのが彼の地で購入した電動自転車。ママチャリ的なデザインでその黒い車体がお気に入りでありました。北仙台のアパートから30分かけて電動自転車で勤務先の学校に通勤し…

カウンセリング室から

カウンセラーにはいろいろな相談が寄せられます。少しだけ、わたしの忘れがたい記憶から。ひとりひとり、慈しみの存在です。 (以下の相談者には記載を承諾していただいています。)● 45歳、男性。あの夏の日、わたしは母の隣に布団を敷いて、床につきました。…

お盆。家族の記憶

実家には父も母もいません。そこにある古いアルバムの家族の写真も、今はわたしと姉二人のほか、見る者もいないのです。わたしの産湯の写真、母の若かりしときの写真、父の軍服写真。わたしが幼児だった頃に小さな家の玄関の前で撮った家族6人の写真。やがて…

ゴジラは変幻自在のヒーロー

先日、映画「キングオブモンスター」を観てきました。子どもの頃からゴジラ映画には魅了されています。初作品は、1954年です。わたしが生まれる1年前の作品です。長崎、広島の投下されてまだ間もない戦後の時代。わたしが見たのは1964年、9歳の頃。町の映画…

クランボルツ先生の素敵なことば

故クランボルツ先生 あのクランボルツ先生がお亡くなりになられました。先日、そのニュースを友人から知らされました。先生はスタンフォード大学の教育学・心理学の権威。そのキャリア形成理論「計画された偶発性理論」(ブランド・ハプンスタンス・セオリー)…

奥多摩の山つつじ

青梅丘陵の斜面に咲く山つつじ 青梅は山の街です。駅を降りて10分も歩けば、永山丘陵沿いのハイキングコース入り口です。今は森の緑が濃く野鳥のさえずりも爽やかに響き、森のあちこちに優しい朱色の山ツツジがひっそりと咲いています。 山つつじの花びら一…

わたしは宇宙人ではない

群馬県相馬原駐屯地にて(陸上自衛隊) 生まれて初めて、ヘリコプターに搭乗いたしました。子どもの頃からの憧れのヘリ。先日、特別に招待いただき、このような素晴らしい体験をさせていだたきました。速度は300キロを超えるとか。群馬県、伊香保温泉近くの相…

差別化された豆大福

(食べてほしいと店頭に並ぶ豆大福たち) 子どもの頃、洋菓子など滅多に食べませんでした。昭和30年代の福島の田舎の子どもが洋菓子を食べるのはクリスマスのケーキと決まっていました。普段は、羊羹や大福が豪華なご馳走でした。それで、今でも、糖尿を案じる…

朽ちるままに生かされて

森の朽ちた木を生かす 上田市の家具職人 大橋文博さん 日本人としての感性でしょうか。木をみると愛しくなります。金属も陶器も石もすべて素敵ですが、樹木の温かみ、その無限の豊穣がわたしの身体に染み入ってくるのです。 今、品川駅ちかくのグルッペとい…

見上げる★の彼方

最近、定年を迎えて最終就職した人々と話す機会が増えました。話題の多くは定年後の人生をどう生きるか、です。定年後の人生を考えるということは、今までの自分自身の人生の軌跡を辿ることです。幼いころから、これまで自分の人生に大きな影響を与えた出来…

大井町のレトロな銭湯 年が明け、みなさん、いつもの日常に戻りましたでしょうか。今年の目標は何でしょうか。わたしは、毎年、何か決めるのですが、お恥ずかしい。三日坊主どころか何もせずに終わってしまうのであります。例えば、ある年は毎日、朝起きてラ…

1月26日 キャリコン講座説明会及びコンセンサス(合意形成)ワークショップ

みなさん こんにちは。人生は、面白いものです。中高の校長であったわたしが、人生という舞台で様々なロールと出会い、そして今、自衛官の人々と学び、喜怒哀楽を共にする時間を多く共有しています。 今回は、そんな流れの中でのお知らせです。 自衛官のため…

ドローン操作を仕事にできるのはいつまで?

先日の報道。最近の自動車学校も経営が苦しいとのことです。特に地方では教習を受ける学生が激減しているからだそうです。少子高齢化故の必然の流れです。そこで、目を付けたのが最近大流行のドローン撮影操作のプロを養成する教習です。今までの自動車教習…

人はなぜ働くのだろう

(環境省傘下の企業社員研修風景) 一昨日、大阪で企業研修講師。環境省が設立した会社の社員コミュニケーション研修でした。4時間のプログラム。副社長さんなど偉い方が横にいて観察していらっしゃるやや堅苦しい雰囲気。しかし、わたしはマイペースです。ど…

好きなこと見つけて、仕事に生かそう

落語家 柳家 花緑さんの少年時代 こんにちは。コスモスが美しい季節になりました。日本は素敵な四季の国ですね。 ところで、みなさん最近、腹の底から笑っていますか?幼子の笑顔をみると思わずこちらも微笑んでしまいますが、そんな機会もないと、仕事のスト…

やれないと思えばやれない。しかし・・・

視覚障がい者の小林幸一郎さん 教員時代に子供たちに「福祉教育」をしたいと思っていました。今は亡き叔母が下半身不随で、初等教育も受けられなかったことを子供心に不条理だと思っていたからです。優しい叔母は昭和のはじめという人権意識の希薄な時代、か…

生きる時間

生前のバーンスタイン 若いころは、人生は永遠に続くものだと思っていました。体は元気で、両親もいつまでも元気であるとも。学校の仲間も若いままでいるはず・・・。 しかし、気が付けば、両親は共にもうずっと前に天国に行ってしまい、同窓会に出席すると…

問われる学校のダイバーシティ

(今、学校ではムスリムの子供たちとどう向き合うかが問われています。) 今、ダイバーシティ(多様性)という言葉が社会に飛び交っています。あらゆる社会の領域、例えば会社の中には外国人労働者が珍しくなくなりましたね。確かにわたしが住んでいる町のコンビ…

放射能と暮らす

福島県郡山市郊外の墓地横にある放射能汚染土の山 お盆に故郷、福島の郡山に帰省しました。兄と叔母の初盆のお墓参り。墓地は市郊外にあります。心が凍り付きました。墓地の駐車場がいつのまにか、東日本大震災時の福島原発が拡散した放射能にまみれた汚染土…

ノブオの時代

6月に亡くなった兄ノブオが最後に手にした写真右側が兄。 兄は優しい人でした。高校を卒業し、一時東京の専門学校に在籍したのですが、ほどなく自衛隊に志願し陸上自衛隊員となりました。仙台の通信隊。それが彼の部署でした。この写真の隊列の旗手が兄です…

就活、転職の面接バイブルとは?

(大学生協などで売られているベストセラー) お元気でしょうか。熱い日が続きます。過日は、某特別国家公務員の皆さんの講義が終わりましたら、フラ~として、しばしソファーに倒れこみました。気が付けば、講義と面接実習で4時間、水分補給なしでした。熱中…

西野監督から学ぶ50代の豊かな経験値

(西野監督) 今年は計測史上初めての6月の梅雨明けとか。未来予測は過去のデーター、経験値のみに頼る判断は危険であるということでしょう。それは就活でも同様です。 わたしは今、ある施設で特別国家公務員の人々ー50代で退職され、新たに民間で働くために準…

それでもお腹は空く

(かぼちゃ。「ほうとう」の具材にするとおいしい・・・) 古今東西、哲学者、宗教者たちは人間の生きる意味を問い続けてきました。悟りを唱える者もあれば難解な理屈で説明しようとする人々もいます。 しかし、ひとつ確かなことがあります。それは、人生の意…

50代からの転職~介護タクシードライバーの巻~

過日、89歳の義母が初めて介護タクシーを利用いたしました。入院先の病院からリハビリ専門病院までの片道40分のドライブ。ドライバーはAさん。この道13年のベテラン。今、私は50代の転職支援をさせていただいていますが、福祉業界を希望する方も少なくないこ…

履歴書の写真は、、?

大学生の内定率は既に約40パーセントだそうです。6月から就活解禁のはずですが、人材不足の中小企業が青田買いをしているようです。しかし大学生は売り手市場か、といえばそうでもなく、多くの人々が望むブランド価値のある企業は狭き門です。中高年の再就職…

失うことの豊かさ

「君たちはどう生きるか」。吉野源三郎氏のこの古典的とも言うべき著書がベストセラーです。私たちはこの人生をどう生きるべきか、永遠の問いです。 わたしが若き日、神学を学んだ理由もこの答えを見つけたかったからです。就活などより、生きるためにどうし…

エデンの東〜日大アメフト加害選手に思うこと〜

今、メディアで取り上げられています日大アメフトの反則行為。本日、加害選手が真実を語りました。この出来事の真相は今後明らかになるのかも知れません。ただ、彼へのメディアのインタビューを、わたしは見るに耐えませんでした。まだ二十歳の青年、彼は一…

とことん時代から遅れよう

「一澤信三郎帆布」社長一澤信三郎氏 「カンブリア宮殿」という番組を見ていましたら、面白い人が紹介されていました。 一澤信三郎氏です。京都の老舗「一澤信三郎」社長です。若いころは朝日新聞で働いていらしたそうですが、父の経営する帆布でカバンを作…

朦朧なコミュニケーションの深さ

今、東京近代美術館で「横山大観展」が開催されています。近現代の日本画の巨匠である横山大観画伯の巨匠たる所以はその朦朧とした画風です。伝統的な日本画の手法に革新的な大観独自の余白を生かした画風は、観る者を幽玄、かつ曖昧な朦朧とした深淵な世界…