ドローン操作を仕事にできるのはいつまで?

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先日の報道。最近の自動車学校も経営が苦しいとのことです。特に地方では教習を受ける学生が激減しているからだそうです。少子高齢化故の必然の流れです。そこで、目を付けたのが最近大流行のドローン撮影操作のプロを養成する教習です。今までの自動車教習場を生かして、ドローン教習所に変貌させるのだそうです。全国にあるこのような教習所は今や大人気です。

さて、これまで自動車の運転技術には自信があり、転職、あるいは定年退職後は、自動車教習所の教官をめざそうと考えていた人は、その夢の計画が狂ってしまったのではないでしょうか。

最も、そのドローンも近い将来はコンピュータ操作になるでしょうから、その時はコンピューターの優れたエンジニアが求められるに違いありません。ドローン操作教習も需要がなくなるでしょう。時代は変わり、雇用されうる、雇用され続けるスキル(エンプロイアビリティ)も急速に移り行く時の流れによって変化していくのですね。

時代を読まずして、転職も再就職の現実的な準備はできない、ということです。

時代に流されては自分らしい就活はできません。しかし、時代の流れを見極めずしてライフプランニングは成就できません。地方に住むか、都会に住むか、どのように働くか、何を生業にするか、どのように人として生きていくか、わたしたちはいつでも問われています。

 

株式会社キャリアストラテジー

国家資格キャリア・コンサルタント

産業カウンセラー 

松本 利勝

 (元中高校長。不登校生徒、保護者、教員、スクールカウンセラーへのスーパーバイ ザーが専門)