学生が就職支援会社〇〇に誘導される仕組み

f:id:careersg:20171012094150j:plain(キッチンの豆苗は三回は生えます。90円です)

秋になり、まだ就職内定が決まっていない学生さんや、転職を考えているけれどもやや躊躇している方々が頼りにするのは何でしょう。大学のキャリアセンターでしょうか。転職支援の会社でしょうか。確かに、それらのスタッフに頼ることもうまく利用すれば、力になるでしょう。

多くの就職支援の会社はテレビやネットでCMしています。わたしも、興味がありますので、ある日、それらのネットにアクセスしてどのように支援しているのかと調べようとしました。そしてアクセス・・・・さて、どのようなリアクションと遭遇したでしょうか。

当然のことですが、サイトの最初はキャッチーな興味をそそるような情報が少しだけ読むことが出来ます。しかし、さらに読みたいと思うなら次のクリックが求められます。そしてクリック。すると、さらに情報を知りたければ電話番号の記入。そして、数日後に先方から電話がかかり、高額の就職支援講座の受講の勧誘。内容は一般的な基礎的なキャリア支援。という営業の仕方がわかりました。

就職がなかなか決まらず、不安にさいなまれている人々が、その魅力的な巧みな勧誘に思わず飛びついてしまうのもわかります。良心的な業者なら良いのですが、そうでなければ失望が増幅されてますます落ち込むことになるでしょう。その見分けは素人では難しいので厄介です。

就職に必要なことは、何でしょうか。誰でも知っていることですが、自分を知ることです。が、自分を知ることは自分だけではなかなか難しいのですね。元来、完全に自分を知ることなど不可能に近いでしょう。自分という人間を理解することはそんなに簡単なことではありません。とは言え、考え過ぎても何も始まりません。とりあえず、街に出て、それから近所のスーパーにでも行って、例えば「豆苗」なと゛購入し、水をあげ、三度目の収穫を楽しむのも良し。そして、もう一度、気持リセットして、焦らず、信頼できる人に相談してみましょう。笑顔がもどれば、自分への理解を深める何か良いことが。何とかなります。楽観性が最強。

 

元校長

松本 利勝