就活、転職の面接バイブルとは?

f:id:careersg:20180713115700j:plain(大学生協などで売られているベストセラー)

お元気でしょうか。熱い日が続きます。過日は、某特別国家公務員の皆さんの講義が終わりましたら、フラ~として、しばしソファーに倒れこみました。気が付けば、講義と面接実習で4時間、水分補給なしでした。熱中症。反省しております。

さて、就活は高校生も大学生も、そして社会人もそれぞれの課題です。高校生は進路指導担当教諭、大学生はキャリアセンタースタッフ(多くは外部のキャリアコンサルタント)の指導で就活を進めます。大学生の場合は、先輩などからアドバイスも受けますが、就活バイブル本と呼ばれる書籍を通して基礎的なことを学びます。写真の「面接の達人」(通称メンタツ)は最もよく読まれているものです。ここには最低限の面接の心構えが紹介されています。著者の指摘するポイントは、ここに書かれている事例をそのまま真似してもだめですよ、ということ。最後は人間力である、ということです。自分がどのような人間であるか、それがその人の決定的な「強み」ということです。ネットにも実に様々な就活支援サイトがあり、就活、転職の心得を掲載していますが、ポイントは同じです。

最大の就活は、基本中の基本「自己理解と仕事理解」をしっかりと行うことです。自分の良いところ、いくつ言えるでしょうか。仕事をするうえで、また生きていくうえで大切にしたい事、それは何でしょう。そしてそれは働くうえでいかに生かせるでしょうか。そもそも仕事をするのは何のためでしょうか。自分に合う業界、職種はどのようなものでしょうか。

これらをしっかりと行うことが就活を成功に導くことです。就活とは、実は自分の人生を見つめ直す素晴らしいプレゼントであるのですね。

では、皆さん、また。水分補給を忘れずに・・・・

 

松本 利勝

国家資格キャリアコンサルタント

産業カウンセラー

元中高校長